2020年5月4日月曜日

OBS-NDI: バージョン4.9.0がリリースされました

OBS-NDIプラグイン4.9.0がリリースされました。

4.9.0になって、Sync modesの設定値 Internal が削除されました。 もし4.8.0や以前のバージョンでInternalに設定していた場合、Source Timingに設定が変更されます。 4.8.0まではデフォルトがNetworkでしたが、4.9.0からはSource Timingがデフォルトに変更されました。

Network設定は、NDI SDKのtimestampの情報をフレームの時刻として使うのですが、異なるマシン間でのやり取りの場合は、NTPなどでシステムの時計が同期されていることが期待されているようです。以下のようにNDI SDKのドキュメントにかかれています。

On modern sender systems this will have ~1uS accuracy; this can be used to synchronize streams on the same connection, between connections and between machines. For inter-machine synchronization, it is important to use external clock locking capability with high precision (such as NTP).
一方でSource Timing設定は、NDI SDKのtimecodeの情報をフレームの時刻として使うことになっています。 Timecodeとtimestampの違いは分かりにくいのですが、直近で送られたビデオとオーディオのtimecodeを合わせるなどのアルゴリズムが働くらしく、 OBSで使うにはtimecodeの方が適しているのではないでしょうか... なお、timecodeであっても、NTPで時刻の同期を取るべきのようです。

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