2020年3月23日月曜日

コマンドラインでDVDビデオを作る方法

市販のDVDプレーヤーで再生できるDVD-VideoをLinux上でコマンドライン操作により作る方法を説明します。 コマンドラインでの操作だと、作業を繰り返す時に、手順を自動化するなどで、間違いを減らすことができます。
  1. FFmpegを使って、動画を変換します。
    ffmpeg -i input.mpg -vf yadif=1,scale=720:480,tinterlace=4 -target ntsc-dvd -flags +ilme+ildct  DvdVideo.mpg
    入力ファイルinput.mpgは、16:9の動画で、mp4など他のフォーマットでもOKです。
  2. dvdauthorをつかってDVD-Video形式のディレクトリ構造をつくります。
    export VIDEO_FORMAT=NTSC
    dvdauthor -o DVD_Dir -t -f DvdVideo.mpg
    dvdauthor -o DVD_Dir -T
    
  3. ISOファイルをつくります。
    mkisofs -dvd-video -o dvdimage.iso DVD_Dir
  4. DVDに書き込みます。
    dvdrecord -dao -speed=4 dev=/dev/cdrom dvdimage.iso

以下のサイトを参考にしたのですが、バージョンの違いなのか動かないところがあり、dvdauthorのオプションを追加しました。

なお、私の使用したツールのバージョンは以下の通りです。
  • ffmpeg N-96159-gb0d0d7e
  • dvdauthor 0.7.2-1.el7 (EPELレポジトリから)

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