市販のDVDプレーヤーで再生できるDVD-VideoをLinux上でコマンドライン操作により作る方法を説明します。
コマンドラインでの操作だと、作業を繰り返す時に、手順を自動化するなどで、間違いを減らすことができます。
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FFmpegを使って、動画を変換します。
ffmpeg -i input.mpg -vf yadif=1,scale=720:480,tinterlace=4 -target ntsc-dvd -flags +ilme+ildct DvdVideo.mpg
入力ファイルinput.mpg
は、16:9の動画で、mp4など他のフォーマットでもOKです。
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dvdauthorをつかってDVD-Video形式のディレクトリ構造をつくります。
export VIDEO_FORMAT=NTSC
dvdauthor -o DVD_Dir -t -f DvdVideo.mpg
dvdauthor -o DVD_Dir -T
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ISOファイルをつくります。
mkisofs -dvd-video -o dvdimage.iso DVD_Dir
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DVDに書き込みます。
dvdrecord -dao -speed=4 dev=/dev/cdrom dvdimage.iso
以下のサイトを参考にしたのですが、バージョンの違いなのか動かないところがあり、dvdauthorのオプションを追加しました。
なお、私の使用したツールのバージョンは以下の通りです。
- ffmpeg N-96159-gb0d0d7e
- dvdauthor 0.7.2-1.el7 (EPELレポジトリから)
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